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大感謝祭

【 日時 】 2025年10月24日(金)~26日(日) 28日(火)~30日(木)
【 時間 】 AM10:00~PM19:00/最終日30日PM17:00迄
【 会場 】 やなぎだ中込店 季心ホール2F
【 TEL 】 0267-63-5291
※ Googleマップ ↗︎

イベント内容

イベント内容

日本全国紬名品展

日本の美しさが息づく伝統の織物を、気軽に見て、着て、感じてみませんか?
見るたびに心がときめく、魅力いっぱいの作品をそろえてお待ちしています。

日本の紬~ほのぼのとした温かさ~

南の久米島紬に始まり、奄美大島紬、そして薩摩や本土へと次第に北上するなかで、人々はそれぞれの風土に根ざした紬を生み出し、受け継ぎ、大切にまとってきました。
初期に用いられた糸は綿でしたが、やがて絹が広く使われるようになります。中東にシルクロードがあるように、日本にも独自の「絹の道」があり、明治時代には山梨から横浜へと繭を運ぶ商人が現れ、日本の絹は主要な輸出品として世界へと広がっていきました。
人々は桑の木を育て、蚕を養い、繭を採り、その繭から糸を紡ぎ、機を織りました。その糸は細く繊細で、撚りをかけぬまま模様を括って染めたり、無地のまま染め上げて手織りにしたりしていました。これこそが、もともとの「紬(つむぎ)」の姿です。

三大紬、といいますが「結城紬」「大島紬」、もうひとつは実は諸説あります。「牛首紬」「塩沢絣」「上田紬」などが候補にあげられますが、「牛首紬」ではないでしょうか。紬といっても、その織り方や柄、風合いは地域によって実にさまざまです。いずれの紬も、長い歴史と受け継がれた技を背景に、手間と時間を惜しまずつくられたもの。一反一反には、その土地ならではの風土と職人の心が息づいています。

牛首紬~野趣と優雅さが薫る~

石川県の白山山麓、旧白峰村牛首付近で織り継がれてきた絹織物は、釘を引っ掛けても釘が抜けるほど丈夫と言われ、「釘抜き紬」とも呼ばれました。一般的な紬は繭を真綿にしてから糸を紡ぎますが、牛首紬は二頭の蚕がひとつの繭から、直接手で引き出す「座繰り」で糸を紡ぎます。この節(ふし)のある太い玉糸(ネップ糸)を緯糸に、生糸を経糸に使って、高機で手織りすると、節の浮いた、強くしっかりとした光沢のある独特の生地となります。

世界にほとんど例を見ない「玉繭・手挽き糸(玉糸)」の妙技が息づくまぼろしの「牛首紬」は、命ともいえる糸づくりに支えられています。牛首紬にとって最も重要な工程、それは玉繭から糸を挽き出す玉糸づくりです。
 
玉繭から糸を挽きだす玉糸づくり この工程を「のべ引き」と呼んでいます。玉糸を挽き出す「のべ引き」は、玉繭から糸を引く難しい作業です。窯の中に60個の玉繭を入れ、繭から出る細い糸を120本合わせて1本にする。窯の中の繭の糸と糸を絡ませ、「節こき」といわれる陶器製の中央の小孔に通していきます。座繰り機を使い手作業で糸引きをします。玉繭から出る2本の,糸が複雑に絡み合ってしまうため、糸の太さを一定にするのは非常に高度な技術が必要で、職人の経験と勘が頼りです。熟練の職人が引いた糸は弾力性や伸張性に優れ、身体に馴染む着心地や通気性の良さ、シワになりにくいなど牛首紬の優れた風合いの根本を担っています。


精練された糸は染色作業に入ります。染色の歴史は古く、昔は家庭でも植物を使って染めを行っていたと伝えられています。当時の染色は、特別な技術がなくてもできる身近なものでした。現在では、退色しにくさ(堅牢度)の問題から植物染料による染めは少なくなりましたが、「藍染め」や「くろゆり染め」など、一部の伝統的な方法は今も受け継がれています。


染色された糸は「高機(たかはた)」と呼ばれる織機を使用し織られています。効率を高めるため、緯糸を通す工程は、従来の「投杼(なげひ)」から「引き杼(ひきひ)」装置に改良されました。
織りの作業は、両足で交互に踏み板を動かして経糸を開き、右手で紐を操作して緯糸を左右に飛ばし、左手で「競(せり)」を使って糸を打ち込むこの三つの動作を、正確に息を合わせて行うことで成り立ちます。この動きは、長い時間をかけて体で覚えるもので、熟練した技術と経験が求められます。

時を経て、紬は洗練を重ね、高雅な風合いをまとうようになりました。一方で、どこか懐かしく、素朴な味わいの紬にも心惹かれる趣があります。現代の品格ある紬も、昔ながらの温もりある紬も、それぞれに譲れぬ魅力を宿しています。
それぞれの紬がもつ個性と魅力を一堂に集めたこの催しに、ぜひ足をお運びください。


牛首紬にとって最も重要な工程、それは玉繭から糸を挽き出す玉糸づくりです

玉繭から糸を挽きだす玉糸づくり この工程を「のべ引き」と呼んでいます。玉糸を挽き出す「のべ引き」は、玉繭から糸を引く難しい作業です。繭から出る細い糸を120本合わせて1本のにする。窯の中の繭の糸と糸を絡ませ節こきといわれる陶器製の中央の小孔に通していきます。座繰り機を使い手作業で糸引きをします。玉繭から出る2本の糸が複雑に絡み合ってしまうため、糸の太さを一定にするのは非常に高度な技術が必要で糸の太さを一定にするのは非常に高度な技術が必要で、職人の経験と勘が頼りです。職人の経験や勘が大切となります。」

玉繭から出る2本の糸が複雑に絡み合ってしまうため、糸の太さを一定にするのは非常に高度な技術が必要鍋で煮た約60個の繭玉から素手で糸を引き一本の糸に合わせます糸の太さを一定にするのは非常に高度な技術が必要で、職人の経験と勘が頼りです。職人の経験や勘が大切となります。
熟練の職人が挽いた糸は弾力性や伸張性に優れ、
身体に馴染む着心地や通気性の良さ、シワになりにくいなど牛首紬の優れた風合いの根本を担っています。

牛首紬は「高機(たかはた)」と呼ばれる織機を使用しています。作業の効率を高めるため、緯糸を通す工程は、従来の「投杼(なげひ)」から「引き杼(ひきひ)」装置に改良されています。
織りの作業は、両足で交互に踏み板を動かして経糸を開き、右手で紐を操作して緯糸を左右に飛ばし、左手で「競(せり)」を使って糸を打ち込む――この三つの動作を、正確に息を合わせて行うことで成り立ちます。この動きは、長い時間をかけて体で覚えるもので、熟練した技術と経験が求められま

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