七五三で母親が着る着物は?
訪問着・付け下げ・色無地の選び方を老舗呉服店が解説

七五三でお母様が着る着物は、訪問着・付け下げ・色無地・といった「控えめな準礼装」が基本です。主役はあくまでお子様。お子様の晴れ着より格を上げず、色柄も一歩引いた上品なものを選ぶのが、七五三の装いの一般的な考え方です。(地域やご家庭により幅があります)

「何色がいいの?」「そもそも着物を着るべき?」と迷われる方も多いですが、難しく考える必要はありません。淡く上品な色の着物を一枚選べば、七五三だけでなく入学式・卒業式などその後の行事にも活躍します。

この記事では、明治14年創業・佐久市の呉服店やなぎだが、七五三でお母様が着る着物の種類・色柄の選び方・当日までの準備を解説します。

基本の考え方——主役はお子様、母は「一歩引いた準礼装」

七五三は、お子様の成長を祝う行事です。お母様の装いは、

  • お子様より格上・派手にならないこと
  • 神社への参拝にふさわしいこときちんと感があること

この2つを意識しましょう。着物は、準礼装から略礼装にあたるものを選べば、七五三のお参りに適した装いになります。

七五三に向く着物の種類——比較表

種類特徴七五三での位置づけ
訪問着きちんと感を最も演出でき、晴れの日にふさわしい華やかな印象です。きちんと感も出せて写真うつりも◎
付け下げ訪問着より柄が控えめで軽やか「訪問着では少し重い」と感じる方に
色無地柄のない一色染め。一つ紋付きなら略礼装上品で控えめ。帯次第で幅広く使える万能選手
江戸小紋。細かい柄。一つ紋付きなら色無地と同格とされる遠目には無地に見える粋な選択肢


いずれを選んでも間違いではありません。「お子様の晴れ着より控えめ」という軸さえ守れば、お手持ちの一枚で十分です。

なお、七五三は11月の肌寒い時期に行われることが多いため、お着物に合わせる和装コートや羽織があると安心です。移動中の防寒になるだけでなく、お参りや写真撮影の際には脱ぐことで、お着物姿をより美しく見せることができます。

色柄選びのポイント

  • :淡いピンク・クリーム・薄緑・薄紫・薄いブルーグレーなど、明るく上品な淡色が定番です。お子様の晴れ着の色と喧嘩しない色を選ぶと写真がまとまります
  • :古典的な吉祥文様や控えめな花柄など。大ぶりで華やかすぎる柄は主役より目立つため避けます

当日までの準備と、着たあとのお手入れ

七五三は11月前後。しまってあった着物を着る場合は、早めに——できれば1か月以上前を目安に——出して陰干しし、シミやカビがないか確認しておくと安心して当日を迎えられます。もし気になる汚れが見つかったら、お直しには時間がかかるため早めにご相談ください。

参拝当日は歩く時間が長く、意外と汗をかきます。着用後は陰干しをして、汗が気になる場合は汗抜きを。お手入れの判断基準や不明な点はご相談ください。

お手入れページはこちらから

記念写真もあわせて考える

七五三は写真に残る行事です。同じやなぎだグループの写真館やなぎだ写真室「 アランジェ」」では七五三の記念撮影を承っており、着物のご相談と撮影をあわせてご検討いただけます

やなぎだ写真室「 アランジェ」ページはこちらから

佐久・軽井沢周辺で七五三の着物のご相談なら

やなぎだでは、お手持ちの訪問着・色無地の事前チェックやお手入れから、「七五三に合う一枚がない」という方への着物のご相談まで承っています。

  • やなぎだ中込店(長野県佐久市中込3679-9番地)
  • TEL:0267-63-5291(10:00〜18:30・水曜定休)

よくある質問

Q. 七五三の母親の着物は何色がいいですか?
A. 淡いピンク・クリーム・薄緑・薄紫などの上品な淡色が定番です。お子様の晴れ着より控えめで、写真で並んだときに調和する色を選びましょう。

Q. 七五三で母親は何を着るべきですか?
A. 着物なら訪問着・付け下げ・色無地・江戸小紋(三役)などの準礼装〜略礼装が適しています。洋装ならセレモニースーツやワンピースで、いずれも「お子様より控えめ」が基準です。

Q. 親は着物でなければいけませんか?
A. 決まりはありません。洋装のご家族も多くいらっしゃいます。ただ、お子様の和の晴れ着と並ぶ記念写真では、お母様の着物姿は美しい思い出になります。

Q. 普段着で参拝してもいいですか?
A. 服装の厳密な決まりはありませんが、ご祈祷を受ける神聖な場ですので、カジュアルすぎる服装は避け、きちんと感のある装いがふさわしいとされています。

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